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少女は悠久に沈んで

Track by少女病

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  • 2010.08.14
  • 5:15
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歌詞

どこか浮遊する感覚 落ち着かなくて 居心地は悪くないのに なぜか疲労感じた 得体のしれない仮面を被った 異様な視線 It circulates infinitely 未完の透明色彩 これは通過儀礼だと 仮面の彼女達は、謳った どうしてここにいて どうしたら出られるのかを 識りたかった 彼女達がここに辿りつき住まう理由 物語の鍵―― 「ようこそ、儚げなお嬢さん。 道に迷っておいでですか? ここは告解の館。 私は執事を務めております。 名前ですか?ふふっ、嫌ですね。 私の名前はあなたの頭の中に 強くあるはず。 そんなに 怯えずついてきてください。 さあ、世界の果てまで……いえ、 違いました。 館の中をご案内して差し 上げましょう!」 執事だと自称するのは ここで唯一 素顔晒して悠然と 一礼する青年 不自然なほどに馴れ馴れしいのが 不気味だった It circulates infinitely 不快な感情の揺れ なぜか強い嫌悪感覚える 彼女達の存在 執事に連れられて 仮面の住人達にも聞いて回る あなたたちは誰? ここを出る術はないの? ねえ、私はなぜ――? 彼女達はやがて、 緩やかに語り始めた。物語を…… 幾多の悲劇譚 そして春のような安寧―― It circulates infinitely 交互に傾き揺れる 仮面越しの ah… 瞳は 静に瞬く同じ色彩で なんでここにいて どうしたら出られるのかを 識りたかった けれど語られ続ける物語になぜか ah… 引き込まれて…… 「あなたは、 いつだってここから 出られるはずなのですよ。 鍵は持っているのに、 その瞳にはうつらないのですね」 『楽しげに語る執事。 けれど少女に思い当たる 節はなくて……。 仮面をつけた館の住人達は、 この場所に辿りつくまでの物語を 語り続けた。 そこは告解の館。誰に償うのか? 誰が償うのか? 壊れた砂時計から零れた砂。 その一粒を拾い上げて……』 「さあ、参りましょう。 悠久の砂の底へ――」

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