snow light

歌詞

2月の朝 窓側 まだ寒いね 乾いた青空に寂しくなる 案外溶けず残っている 銀紙の中のチョコレート 弱気な日差しの中で 何者になる 正解は 始まるほら123　誰にも気づかれず いつの間にか僕らは 形変えて待つだけ 一緒に行こう　どうせもう こだわりもないさ 綴りも　忘れた　物語 日々を重ねて その目をそらして あの日の約束 忘れてしまいそうで 水びたし 景色はどうだい 乾かない 髪の先まで 冷えた手を伸ばして 溢れ出した 胸を刺して 声が咲いた 鮮やかな和音も 枝分かれ 未来へ散ってゆくのかな 手を離して 自由と呼んだ 恐くはない それでも 冬は去って行くから アンダースロー 空回ってゆく 作戦失敗 外れた 地平線の彼方に 君が溶ける さよなら 絡まるその123　誰にも気づかれず いつの間にかプライド 僕の邪魔をするだけ 一緒に飛ぼう この狭い砂の城蹴って 日々を重ねて 顔さえ変わって 忘れてく約束 ポケットの奥の方で 褪せてく 描いた夢も 丸めた 自分の言葉が いつかの芽をつんで 舌を出した 胸を刺して 声が咲いた 懐かしい和音も 透明のうねりに 散ってゆくのかな 背を向けて 過去と呼んだ 遅くはない それでも 夜は去って行くだけ 雪解けみたいだね 探さないよ今更さ 移ろう季節の絶妙な狭間で 誰もいないや 過去もないや 僕を刺した　君もいないや 置いていかないで 連れ出してよ　春へ 4月の朝 窓側 風ゆれてる ひとひら知れずに迷い落ちる 花