冷たくなる頬 ヒリヒリする耳 風が強い 素敵にライトアップされた 痩せた木を背にして 夏から秋、冬 移ろう街は全部 語りかけるように 幸せとか嬉しい感情が その何倍も辛く悲しいのに ここに居ればきっと 暖かくて全てを忘れられて 「側にいて」 冷たくなる頬 ヒリヒリする耳 風が強い 素敵にライトアップされた 痩せた木を背にして 琥珀に閉じ込めた 記憶は輝いて あの頃は良かった? その頃でも辛いことばかりで 深呼吸はやがてため息になって 余所見した先は煌めいてる そう見えるものだって 「目を閉じて」 都会の真ん中 出会いと別れ 繰り返してる 必ず昇る朝日のように 長い影を作る 幻想も詰め込んで 笑っていようか もう大丈夫 都会の真ん中 出会いと別れ 繰り返してる 必ず昇る朝日のように 輝いて 遥か彼方へ続く道の先には 臨む未来があるなんて 誰にもわからない