突然の雨に僕に傘はなくて 行き場のない空 地下へ さあ 帰ろ 帰ろ 僕が悪いから 全部忘れて いつか 晴れて 肩並べて笑えるのかな 千切れた首筋に雨が滴る 壊れた神経にヤスリをかけて 麻痺した足首は泥に塗れる 解けた靴紐は首まで閉めて 時計は壊れて朝日が見えなくて いつまでも続く 夜へ さあ 帰ろ 帰ろ 僕が悪いから 全部忘れて いつか 雨は この地を洗い流すのかな 死人に口無しと 裏で犇く 悪意に包まれた善意を消して 誰もいない場所で一人佇む 誰かいつか僕をここから出して いつか 晴れて 肩並べて笑えるのかな 千切れた首筋に雨が滴る 壊れた神経にヤスリをかけて 麻痺した足首は泥に塗れる 解けた靴紐で首筋留めて