まんまるな玉のうえに のったあの娘がやってくる 空っぽなその瞳は まるで碁石みたい まんまるな玉のうえで あの娘はなんにも言わない 自由のきかないその足を ぴんと伸ばしながら ぼくはまんまるな目をして 行進をながめてる ぼくはまんまるな目玉を ぐりぐりとまわしてる ぽっかりとあいた穴に あの娘は落ちてしまった 碁石みたいなその目を 見開いたまま らららららら・ららららら… ぼくはまんまるな目をして いつまでもながめてる 落ちてくあの娘の背中に さよならと呟いて まんまるな玉のうえに のったあの娘がやってくる 空っぽなその瞳は まるで碁石みたい まんまるな玉のうえで あの娘はなんにも言わない まんまるな目のあの娘を 壊したのは誰