夜を羽織る 僕ら今日も眠らない 使い捨ての幸福を繰り返す 特別なことなど何一つとないよ 消えない 癒えない 痛みを歌に 雑踏に溶ける ただ 二つの車輪を回すように息を吸う スカイブルー滲んだ 淡い夏の記憶 噛み砕いた恋の錠剤の苦味か 消えない 癒えない 痛みを歌に 暗闇に散る ただ僕らは願ってるんだよ ずっと エンドロールの その先を 言葉にならない声を聞かせてよ 拙い おぼつかない 名もなきメロディ どうだい? このぶち壊れた世界で生きることに 慣れたくなんかない 青に染まれ 開いたドアの奥に 瞬くひらめきの先に 僕らの知り得ない未来が 待っているんだ 季節をなくした街で 痛みと幸福の狭間で 何者にもなれないまま終われない 言葉にならない声を聞かせてよ 拙い おぼつかない 名もなきメロディ どうだい? このぶち壊れた世界に傷ついても 叫んだその歌が今もやまないんだよ 退屈も焦燥も奪い去ってよメロディ なあ このぶち壊れた世界で生きる 日々を 愛したりない、 僕ら果てなきスカイブルーへ 青に染まれ