消えないわだち残された光 もどれない家朽ち果てても 時がくれば花が咲いて 思い出す暗闇に埋めた種のこと 虹をかけてみて 泣いたあの日のあなたの上に そっとぬぐった涙は やさしさに変えてあげる お願いいつかその夢かなえたなら あたたかい家思い出して 贈りものと微笑みに満ちた 旅のはじまりと終わりの場所 わたしたちの 星をちりばめて 夜を光の地図に変える 迷い道ひとりきり おそれず進めるように 心をひらいて 世界に手をのばして ゆらぎながら永遠に浮かぶ 消えたまぼろしは 風と光のとむらいの歌に ああ描かれた季節をめぐるよ 虹をかけてみて 泣いたあの日のあなたの上に そっとぬぐった涙は やさしさに変えてあげる