100年先にはその腕に抱かれて ありがとうって先に言えるかな 旅立つときにはあの歌聴きたい きみが去ったあの日の歌 太陽 きみのために行く路を照らして 閉じられたドアにもたれ 遠ざかる足音をきいてる 時間をとめてよ あと少し教えてよ 本当の 気持ちはわからないままだなんて その瞳はもう空だけ映して ぼくを通りすぎてゆく ほつれた糸を集め 日暮れまで過ごした 美しいきみの名前を 繰り返す風の音やんでよ 失くしたものだけを 数えてしまうんだ 空っぽのカラダで 息をしてるだけなんだ 忘れない忘れたい 熱をもつ 痛みに身をまかせてしまおうかな 太陽 このカラダを光で包んで この場所で朽ちるまで 空見上げる樹木になるんだ 100年先にはその腕に抱かれて ありがとうって先に言えるかな 旅立つときにはあの歌聴きたい きみが去ったあの日の歌