Track by短編画廊
あぁ、そうか。君にも、見えるか。 そうだろうさ。いつも同じさ。 泣いてもがいても、 どうして世界は始まるの きっと 僕らが目を閉じたのは ずっと 昔のこと。 さよならが言えないんでしょ。 もう、いらないよ。 どうせなら、騙してよ いつも引き連れた、灰色の雲が 消えた どうか 次の夜、綺麗な独り言 覚えていられるなら 忘れたっていいだろ。 きっと、瞼を雪が掠める頃、 僕は気が付くだろう。 この夢は覚めないと。