雨の音で 眠れないのは うるさいからかその逆か。 どうせ今は 動けやしないから 少しだけ外を見ようか 今日までの最果ては ここで いいんですか 曖昧なさよならじゃ 待てそうにないのに 風を追いかけて 雨が均してく 時代の垢はどうして 息をして なお 冷たくなってく 世界目線の声に 寄せては返す 品書きのような言葉を ひたすらに 片付けた 月明かりでかく汗で 急に部屋が広く見える ここに居ようとして 聴こえてしまったから 僕らは口ずさんで いま君にも 聴こえるように 正解の無い五線譜に 流して見せるよ