死にきれず生きています この街の片隅で 真冬の空に掛かる虹を見上げながら 幸せな人達がやたらと目につくのは きっと今の自分がどん底いにいるせいか 不貞腐れてしまう 生きていくのが あたりはずれのある たった一度の人生 真冬の空に虹が掛かるのを知ったとき あの虹の真下を潜ってみたいと思った 前向きに生きている人の歌を聞くのが とても辛かった時、僕は耳を塞いだ 僕は僕の幸せ 探してみよう こんな寒い冬にも 虹は掛かるのだkら 北風が吹き抜ける 裏通りを歩いた 空き瓶をけりあげる つられて犬が吠える 自分よりもずっと不幸なひとを 救え上げているのが、余りにも惨めになった 死にきれず生きています この街の片隅で 真冬の空に掛かる虹を見上げながら 汚ない この街にもきれいな虹が掛かる 生きてるかぎり僕は、また見ることができる 僕は僕の幸せ、探してみよう こんな寒い冬にも 虹は掛かるだから 七色に輝く虹 冬寒に弧を描く 何かのサインのように僕の目には映る 七色に輝く虹 冬空に弧を描く あの虹の真下を潜ってみたいと思った。