舗道では首のない小鳥たちが 我先にと騒ぎたてている やくざなサングラスのずっと奥には ちぢれた目玉 流れのまん中に仁王立ち 唄い出しても人気は減るばかり もうこれで おしまいにしようと思って 酔っぱらってみたのです 言いふらしたくはないものだよ あの娘のことなんて できるだけ 関係なしにしようと思って 遠くばかり眺めていた でも君が欲しくなったものだから 胃袋の中は油汗がいっぱい もうこれで おしまいにしようと思って 酔っぱらってみたのです 君が手にもつ針の先で 僕は息をひそめている オートバイが夜を駆け抜けて行く 顔中にふく面をして 息を切らして ざまあみろって言うけど 夜の風は淋しいばかり もうこれで おしまいにしようと思って 酔っぱらってみたのです 町にはえてる電信柱も 夜には背伸びする 良くも悪くもならないようにと 誰もが自由を売り歩く 信号機に小便をひっかけながら 僕は君のことばかり もうこれで おしまいにしようと思って 酔っぱらってみたのです こんな気分じゃとてもじゃないが うまくいくはずがないよ でもいつかは君の胸の中で 一晩中騒ぎ続けていよう 水になった君の体の中で 疲れ果てて眠ってしまう もうこれで おしまいにしようと思って 酔っぱらってみたのです