塞いだ速度の帰りで 不甲斐ない熱を帯びたの 記憶が流れて 声が褪色して 記録と忘れて 進んでいる 最期に凪いでいる退場を 妬いた昨日。今日。 哀悼を!再考を! 他意がないと急ぐ 回顧に泣いていたい温度 描いた意図は全て祈っていた 触れた距離と3番線 濡れた赤信号も 覚えちゃいないよな それでいいから 夜をこえて ゆれて逢えたときは いまが嬉しいんだと 歌っていたいんだ オレンジの街も コバルトの空気も 居られないあなたが なぞれますように 灰色の正解も 忘れない背丈も 過ぎ去ってしまうけど 笑えますように。 ああ!