かけた横髪と柔い風 重なり また耳を隠すから 長い散歩の途中 赤で止まる歩数 また繰り返す仕草 体を動かす 子どもたちの声 放つボールはどこへ 目を見て答えて 軌道が外れて 話す孤独なここで 落とした 枕の上に 数えては震えて 瞼の裏に 溢れようとした 少し待たせて ごめんね それはどこにもない もうどこにもない 笑顔に見た光が 心にもないセリフで 私を困らせている わかる言葉で 伝えてくれよ わからない言葉 わかりたいから 枕の上に 数えては震えて 瞼の裏に 溢れようとした 取りこぼしたら 転がって遠くへ 瞼の裏に 溢れそう 行かないで 少し待たせて ごめんね