すぐ 知らせたくて 窓 開けっ放しのまま 全ての言葉に振り向きたくなる 癖のことも ちょっと 知りすぎたら 海 まで乗せてゆくから あの子が生まれた日も いたかもしれない星を待つ リボンを解いて確かめて 今日くらいは 愛とか 手を叩くうちに 溢れても それよりまだ 遠くに行けると 丸いケーキを囲む 初夏の距離感 そこにはふたりの名前 目を 覚ます頃に なって 向きを変えた風 あの子が生まれた日も そうだったような気がしてる リボンを結んで確かめた 側にいたい 僕ら 薄れぬ言葉を持ち寄って 思うよりも遠くに行けると