ふわり、まぶたの奥に、 張り付く、何度目かの青 錆びた、家の奥の方の、 粗末なロジックを、解く旅に出るの 普かれた、アルゴリズムが、 溶けてゆく 透明な、喋るパズルを 少しずつ、ゆっくりとはめていく それは (それは) わたし(みたいで、) 虚ろな(目をして、) こちらを、ずっと見つめたままで ひとり、見たことのない 場所から、遠ざかったとこ の、隙間から少しずつ 日射しを丁寧に淡く、浴びてゆく 透明な、喋るパズルを 少しずつ、ゆっくりとはめていく それは (それは、) わたし(みたいで、) 蔓延った(青を、) こちらから、ずっと見つめているよ