過ぎさった暑さも蝉の脱け 殻みたいに わずかな間だけのことみたく感じる のぼせた自販機のぬるすぎる コーヒーでは ひと雫の恋も冷ませずつめたい 君はどっかの日向で そっぽ向く花のように咲いて見えた そのまま見惚れてたら綺麗なまま 仕舞えたかな あなたを見つけたこと 忘れられたらいいのに 遠く出かけたい でも明日仕事があるし ぬるすぎる心はあつくてつめたい 心が聴こえてたら ただまともに暮らせたなら 季節の花を植えよう 溶けない氷のような日々に そのまま見惚れてたら綺麗なまま 仕舞えたかな あなたを見つけたこと 忘れられたらいいのに わたしは眠れないと思い出すよ さよなら