お花のお店のあの子はひとり うつむいてぽつりなに話してるの そよいだ心が私の胸に おんなじ気持ち運んでくるような 気がしたら嘘 嘘つきはだめ わたしほんとはずっと 思ってたんだよ 両手 ぜんぶ離して ピアノを買って歌をつくって 歌ってみたいと思っていた あの子は夢に囲まれて いつしか仕事に名をかえて それでもそれは 誰かの夢とおんなじなんだよ わたしほんとはずっと 思ってたんだよ 洋服を買って 坂をのぼって 座れるところを探したりした あなたは少し日焼けして 少しして空がきらめいて 月が落ちたときあなたの胸で 目をつむりたいこと あの子は夢に囲まれて あの子は夢に囲まれて あなたと同じ ほしいものばかり わたしも同じ 見つけた花に名前をつけるように