生き急ぐ僕らは駆けてゆく 進め僕らが 目指すそれぞれの場所へ 色褪せたアルバムは嫌いだ 都合良く色づけた思い出は 例え鮮やかであっても 時が過ぎてしまえば いつか忘れるし もし僕が物語の中の 登場人物Bだったなら 多少、無理矢理であっても そんな脚本なら 書き換えるだろう 風が髪を揺らせば 季節が巡れば 僕らは大人になるのか? 砂の城が目の前で 崩れ落ちてゆく ずっと僕らは ありのままで居られるのか? 生き急ぐ僕らの還る場所 それを探す旅を始めようか 命が燃えつきるその日まで あとどれくらいあるの? 気付けば僕ら二人 遠くまで来たみたいだ 夜が明ける あの日見た夢の続きならば 夢から醒めてしまったから もしも幼い日の僕に出会ったら 「ごめんね、でも今は、 それなりだ」 って言わなきゃかな? それって嫌だ! 生き急ぐ僕らも迷うから たまには過去を振り返るもんさ あの頃の僕はどう映るかな? 目を閉じて浮かぶのは 拙い僕だった それでも光ってた 唇からこぼれた憂いを 過ぎてゆく日々に唄えば 少し今の君のことわかる気がする きっと僕らは 似ているんだそう思うんだ 生き急ぐ僕らは止まれない 例えゴールを見失っても 命の瞬きが眩しくて きっと突き動かされて行く 生き急ぐ僕らの還る場所 それを探す旅を始めようか 命が燃えつきるその日まで あとどれくらいあるの? 気付けば僕ら二人 遠くまで来たみたいだ 夜が明けて行く きっと上手くいく