名もなき色で 描いた心の真ん中 絡まった線が 少しずつ解けていく 明日の僕も 彼の声を聞くことを 鼓膜のどこかで 望みながら暮らしていく 花瓶に刺した一輪の花に 想いを込めすぎてしまっていた 柔らかい言葉だけ集めて書いた 棘で傷だらけの肌を癒すために 何度も書き直したこの詩を手に 僕らはこの未来迎えにきた 嘘も本当も遠い過去の僕には 悩みの種でしかないことを 知った今だから 君の態度一つで もう膝を抱えたりしない もっと大きな光で彼を救えるように 今日僕はあの花屋に行こう あの花にも同じ分だけ愛を注ごう 「孤独という殻に閉じこもって 暗闇 に浸かる それだけが正義」と 涙ぐんだその声を 僕も泣いて抱きしめた 僕らはこの未来迎えにきた 今すぐ君に伝えたい 君と僕の影の間に 彼が戻って来る そんな夢を見たこと 綺麗に見えなくてもいい 愛する心教えてくれたから いつでも君のこと 思ってるよ いつでも彼のこと 思い出して 今度は僕らが描こう 君と手をとって 何もかも偶然じゃ なかったんだね 僕らはこの未来迎えにきた 僕らはこの未来迎えにきた