もう 言葉は要らない 浴槽 沈む 夜の帷 脆弱な僕等は 失うこともきっと赦されない ねえ 解らないまま 屋上 軋む 擦れた嗤い 敬虔な教徒も 戸棚を叩き きっと 見つかるでしょう いつか また話してよ 戦争 言論を ただ繰返す 僕等 ずっと大人を見ても 変われなかった もう 言葉は要らない 浴槽 沈む 夜の帷 脆弱な僕等は失うことも きっと 赦されない 夜が消えてしまう その前に 灯台の火 映す虚像を見た ただ 続く列を憎むのは 終わらせよう 僕が消えてしまう その前に 後悔をして眠る 摸倣を見た まだ 続く列を憎むのは 終わらせようと誓った