勇気でドアノブ握った 新しくなりたい 都会は受け入れるように 華やいで 勇気で灯りを覗いた 艶めいた外壁 ありもしない境界線を 見てしまう 嫌いな自分 夜を漂って漂って ほらどっかいっちまえ 無防備な初期衝動 夜を漂って漂って ほらどっかいっちまえ 無情なる世へ贈呈 どこまで歩いても 行き先が無いんじゃ話にならない そんなことにも気づかないくらい 「不安に操られていた」 夜を漂って漂って どっかいっちまえ 防衛の真似事 夜を漂って漂って どっかいっちまえ 無情なる世の想定 勇気でもなんでもなかった 逃げ出しただけ 都会の自由に腰掛け 一息つく