ちょっと嫌だったここに来ること 華やかな街灯も僕のこと嫌ってる そんな気がしているよ 誰かに見られてるそんな気がして 気恥ずかしさを覚えているみたい 街は回っている僕を真ん中にして ほら、星たちまで落ちてくるから 誰かが何かを叫んでいるけど きっと僕には関係ないことだよ 初めて気づいた気持ちは少し 恥ずかしさもあって 夕日に目を細めるふりしてそっと 顔そらした 夕方になったら閉まってしまう ゲートの向こう ゲートの向こう苔むした木のベンチ 刺すように 誰かに見られてるそんな気がして 気恥ずかしさを覚えているみたい 現実の中に閉じ込めた 空想越しに透かした世界は 心が透けてしまったみたいな 不安定な気持の上にいる 逆光の中で覗き込む 顔が忘れられなくて 何もかも放り出して しばらく眠りにつけたら