愚者の行進

歌詞

１歩進んで２歩下がる そんな日々にもう 嫌気がさして いっそのこと後ろ向きで 歩いた方がいいのかなんて 気づかないポピュレーション 死んだふりした愚者を蹴り殺す 1日で起こる喜怒哀楽 唐突に来る死の快楽 脳を揺さぶる 既存の愛を もう押すなよと 傷を舐め合う 総じてここは 息ができない まるで地獄を 見たかのような 愚者を愚弄する 万物の讃え 鎮魂歌さえ あなたを生かす 努力や苦労を 掻っ攫う奏者 良い大人さえ 定めの中に 沈む太陽 無音の海で 浮かぶままに ただ息をする 誰も知らない 夜の底から 滲む痛みが 美しく見えた 回るループ 脳裏の影 何度転んでも立ち上がれず 幸福なんて錯覚の産物 自分で縛ってるだけの檻 毒を吐くたび 酸素が減る 息継ぎの隙も許されない 愛も夢もただの模造品 この街じゃ偽物が主流 音が刺さる 夜の中で 正気のままに 狂っていく 見ないふりした 自由の牢獄 鍵は最初から 自分の中に 愚者を愚弄する 万物の讃え 鎮魂歌さえ あなたを生かす 努力や苦労を 掻っ攫う奏者 良い大人さえ 定めの中に 沈む太陽 無音の海で 浮かぶままに ただ息をする 誰も知らない 夜の底から 滲む痛みが 美しく見えた 繰り返す現象 リピートする衝動 気づけばそこに 同じ自分 壊したいのに 壊せない構造 もがくほどに 快楽へと堕ちる この声が届くなら 世界を嘲笑え 偽善の雨に 濡れながら踊れ あなたさえとうに 季節の中に 埋もれてしまうなら 愚者になろう