愛も情も恨みに変わってしまう前に 姿も思い出も消してしまおう 連鎖して交差した日々も 婀娜しいほどの 今に奪われていく 期待すら応答しない 未来すら相当こない 辛い機会を うざいぐらい賑やかでも くだらない笑い声も 暗い暗い今のために あったのかな そこに居たかったなんて 後悔してもね ここに居なかったのは 貴方でしょ つまらない詰まらない 今世もまるでつまらない ここに居たかったのは 僕でしょ そこに容れないのは 仕方がないでしょ 雨の跡が残ったままの通りを抜けて 消えかけた記憶を拾い集める 輪郭をなくした時間に 曖昧な影が 誰かを真似してる 言葉には戻らない 気配だけが触れてく 鈍い鼓動を 優しさの残り香が まだこの夜を満たす どこへ行けば 終われるのかな そこに居たように 息を止めたよ ここに居なかったのは 僕でしょ くだらない降らない 記憶がまだ騒がしい ここに居たかったのは 影でしょ そこに容れないのは 運命でしょ 触れられない優しさを 胸に沈めたまま 終わらせ方さえ 知らずに立ってた ゆらぐ街の明かりが 夢の続きみたいで 痛みも声も 遠くなっていく そこに居たかったなんて もう言わないよ ここに居なかったのは 僕でしょ 悲しい哀しい 世界もやがて透き通る ここに痛かったのは 影でしょ それでいいんでしょ 運命なんでしょ
