秋 南の空に低く輝くやぎ座 明るい星はあまり多くないですが 大きめな 少し歪な三角形の星座です 古代ギリシャ人は 人間の魂は ここを通って天国に入る とされており やぎ座の三角形を「神々の門」 と呼んでいました やぎ座のモデルとなったのは 葦笛の得意な 森の神パーン ある日、オリンポスの神々は ナイル川のほとりで盛大な宴会を 開いていました パーンは得意の葦笛で 皆んなを楽しませていました その宴を邪魔しに 恐ろしい怪物テュホンが現れます パーンは怪物テュホンから 逃れるために変身し、 川に飛び込みました しかし、慌てていたため 下半身は魚 上半身はヤギという不思議な姿に その姿を気に入った大神ゼウスが やぎ座にしたと言われています 見上げた空に 星と一緒に 夢が灯る時間となりました お話の続きは また今度にしましょう。 おやすみなさい