薄暗い空間に思いを馳せて 嘘臭い奴らは見かけなくなった 鳴らなくなった携帯電話 僕はどうにかなりそうだった 何も成し遂げちゃいないのに 何かをどうにかしなければ 今日を凌ぐ簡素な食事の 熱湯で鳴る銀色のシンク 焦りとは裏腹に酒だ酒だと 誤魔化していた 止まれ時代よ、 置いていってくれないか 音楽は止まらない希望 息を抜かないと生き抜けない人間が 此処には存在している あの頃が良かっただなんて強がって 笑いながら泣いていた ライブハウスで息を吸った あなたと同じ空気を吸った 明日を生きる贅沢な瞬間に 応えてくれよライブハウス どうか時代よ どうか時間よ どうか(どうか)進まないで こだわりの現場主義 目と目を合わせて言葉を交わす 画面越しの窮屈な世界は 楽した先に何が残る 止まれ時代よ、 置いていってくれないか 音楽だけは止まらない希望だ