世界中が夏に焦がれてても君の優し さは覚えてる たとえ冬が終わらなくてもそれはそ れで構わないし 冷たい雨が降ってきたらびしょ濡れ になって海へゆこう そのまま夜を待って寄り添って寝て しまおう それからのことは正直ほらあんまり 覚えてはいないけれど 結局二人はずっとひどく幸せだった って分かるだろう 流れ着いたラジオの音だけがなり響 いていた海岸で 溶けた体の芯でお互いを確かめた いつまでたっても僕らは心配性で 明日のことだけ考えて生きるけど アイワナビーとロックンロールに憧 れて 転がるように明日へと逃げたのさ いつの間にか世界が終わっても君の 優しさを覚えてる たとえ明日が来なくたってそれはそ れでかまわないし 暗闇さえ見えない果ての果てでもう 一度だけ笑い合いたいな そのまま全部なくなって漂ってしま いたいな いつまでたっても僕らは無関心で 明日のことさえ考えずに生きるけど アイワナビーとロックンロールに急 かされて 転がるように明日へと逃げたのさ 退屈な頭の中でだけ鳴り響いている 音と歌詞を 君に伝えたくなって無茶苦茶なこと ばかり言ったけど 本当は全部どうでもよくて歌いたい ことも大してなくて それでも憧れだけがあって全く嫌に なるな