さっきから分かっていたの 妙にすれ違って 昨日辺りに 言おうとしていた 言葉をグッと飲み込んだまま もしかしたら私達は とっくに旬を過ぎて 悪あがきして 往生際が悪いのはどっち あとどのくらいで「君は誰?」 になる 酷くなったのは気のせいだよ 甘い声がしたってあなたは 頷きもせずに 丸い眼鏡が優しく見えたのに 部屋中にまだ 転がっているあの日の影 部屋に残った テレビの音がやけに静かにさせる 笑わない視線 呆れてる予感 鼓動だけが大きくなっていく 味気ないのは「季節のせいね」 とっくに旬も過ぎて 意地張っただけ 下らないのに 説明不足でごめんね 夜に流れる音楽が痛くて 走り出したのは君のせいだ 時がそのうち経って 見慣れない大人になっても 他人行儀で近づかないでね 何も語らない気づかないフリ また近づいて (最後には笑って ロンリーガール グッバイで終わらせて ロンリーガール) あと何十回のため息が消えれば 酷くなったのは君だ 甘い声がしたってあなたは 頷きもせずに 丸い眼鏡が優しく見えたのに 部屋中にまだ 転がっているあの日の影 時がそのうち経って 見慣れない大人になって 話しかけてももう変わらないね 何も知らない 気づかないまま 思い出はまだ 昨日の様に 溢れ出したのはあなた (最後には笑って ロンリーガール グッバイで終わらせて ロンリーガール)