優しさを被って 貴方そっと近づくの 意地悪に光ってる 薬指が 秘める冷めた眼差し 噛み締める唇は 紅く赫く滲んで 溶けていくの 真実はいつも通り隠して 誰も知らない2人だけを はじめましょう ゆらりゆらり 闇夜に舞う蝶のように ふわりふわり 浮かんでは堕ちていく ひらりひらり 愛を散りばめていくの もがれた羽根はもう戻らない また知らない振りして はじめてを繰り返すの 今夜はまた今夜と 夜を描く どうして誰よりも早く 出逢えなかったのでしょう 思っても この夜だけは終われないの 約束もできない 帰る場所にはなれない 淋しさ押し殺して 純愛だと信じた私の愛を ゆらりゆらり 闇夜に舞う蝶のように ふわりふわり 浮かんでは堕ちていく ひらりひらり 愛を散りばめていくの もがれた羽根ではもう飛べないわ