にじいろ少女

歌詞

消えたくて、寂しくて 虚しくなったから 独りぼっち、泣いていた 高2生の秋です。 テノヒラにデパス錠 死ねないのが厭で 可愛くって、美しい 自分に変わりたかった。 こんなにも、藻掻いても ダメなものはダメで 言えないから、ふさぎ込む 馬鹿らしいな全く。 精神科、病棟に 黒い羽根のあの子 可愛くって、嫌いです 嫉妬という者です。 人形になればどれほど 無に近づけるのかな ロリィタアタシを活かして 喧騒とここにありよ 曖昧心のメロディ 泣き笑いビビりながら この世で唯一つだけの 愛を抱えて痛いや。 虹色が溶けるので 希死念慮が襲う 傷口を隠してるが 魅せたいだけでしたね 動かない体では 空も飛べないしな どうせなんだ、僕はもう 要らない、ってワケかよ。 ヒトの声、聞こえない 一人じゃ動けない 戻れない空間に 閉じ込められたようだ 傷痕は消えないの 精神病患者 作られたオンナノコ 名前を付けて保存 契約を交わしたら 眠りに就いたのだ 感じない聞こえない 眼も空けられなかった 水銀に侵されて 気が付いたらどこだ? 可愛くって、死ねるほど 世界が変わったようだ 哀しみの病床に アタシだけが一人 涙なんかでなくなる 異変が襲い来るの 結露した哀しみの 正体は知らない 人工物、感情は ないに等しかった 人形になればどれほど 無に近づけるのかな ロリィタアタシを活かして 喧騒とここにありよ 曖昧心のメロディ 泣き笑いビビりながら この世で唯一つだけの 愛を抱えて痛いや。