浅き夢見し紅い胴体が ふと蠢く内臓を縫い閉じ込めて 出逢いは已を得ないから 余計鬱陶しい 醜いこんな不恰好で本当にごめんね どうして、私どうして、 あの時拒めなかったんだろう どうして、私どうして、 あのトーキー映画の模倣犯に なり損ねて 終始鈍い痛みが金魚鉢から溢れ 生魄を浸す日曜日の錯誤 背中合わせで伝う体温が 互いの微熱を確かに マーブリングしていく 二人の矛盾が鎖で縛られて 繋がれたまんま腐るよ 酸素と触れ合って 扉の向こうで此方へと呼ぶ声がして 星が華やいだ 星が華やいだ どうして、私どうして、 あんな風に笑ってしまったんだろう 私どうして、あんな腑に落ちない 言葉の針が身に刺さるの? 息途絶えたら被覆を纏って 銀色の夢を見た 絶縁よ
