やっとレットイットビー 馬鹿のひとつ覚えみたいに 「生きるのが辛い」 本当に無償の愛が無償と 信じられない儘で居るんだ 誰もが嫌った劣等感を 愛し続けてはひとり苦しんで 誰もがそれを知っているんだ 無駄な努力じゃ報われないの どういうものが無駄かと言えば 報われないで死んでくもんだ あー嫌だって言ったんだ 気丈に生きていくのは嫌だと 僕は何でも無いさ落ち込んで それで沈んで往ってもいいから 「やっとレットイットビー」 って 「ひとりのままじゃ苦しい」 ひとりでそんな映画を見てたっけ そんなの訳は無いさと 可笑しな言葉の渦に為って痛んだ あー君だって知ったんだ 心動かすその音の奥に 誰がどんなことを描いたって どんな夢を想って書いたって 「やっとレットイットビー」 って 誰かがそれを責めるだろうか 「人それぞれの幸せ」を 「こうすればああ言われるだろう」 下らないけど気になるもんな あー嫌だって言ったんだ 自分の気持ちに嘘を吐くこと 況して傷んでいくならこうやって それで沈んで言ってもいいから 「やっとレットイットビー」 って