大嫌いをしよう 損な言葉、悪し様をしよう 何時でも詰まらないことでも すぐに笑って誤魔化した 「いつかはふたりきりで」なんて 誰も望んじゃいないのに それさえ吹けば飛ぶようで それでもしがみついてたので 痛いな 明日だって明後日だって 君を至って欲しいの ナイトフライト、あとカーニバル 起きた瞬間に思い出すの 無いよ相対の私でも 誰の目を見て前30秒? 無感情でも見合う事態 どれもこれも愛とかじゃないの 相に容れた途端にさ 君への憧れは消え失せた 君は咲いて枯れて 種も残らずいっちょまえに 生きてくだけで 何だそれと言いたくなる未来だけ それいつかは壊れちゃうぜなんて 既に壊れているのにね 正義のアレでなんでなんで? 程度じゃ分かりゃしないのですね 右に倣って最低 違って嫌いで 縋ってたって見当たらないね 明日だって明後日だって 君は至って変わらず 愛の媒体で塞ぐでしょ? ─責任なんて私に無いわ 愛を散々に散らすでしょ? ─浮かれてたことを問わないでよ 暗い暗いな話題でしょ? ─私の何も知らないくせに 病気なんなんじゃないかなぁ ─お前だけには言われたくないの 「勝手、最低」喚いて泣いて 塞いでたって見つからないね 慕って 待ってそれって最低? 違ってたって違わず ナイトフライト、あとカーニバル 今日も震えて眠れはしないの 際を仄めかす 何になる? 考えたこともあんまないや ─期待したいの? 「そう、期待したい」 ─馬鹿な考えを持たないでよ! ─愛したいの? 「そう、愛したい」 ─そんな不潔なもの要らないの 嫌いしたいの そう、嫌いしたい 「だって、君は」 愛したいの そう、愛したい 「ねぇ、どっち」 「なんだろう」 「と」 きらいしたいの そう、きらいしたい 愛しているその君のことを あいしたいの そう、あいしたい 大嫌いなあの馬鹿のことを