どこかの町で風は吹いてた いつかの君の髪を揺れ動かした 風は今でも旅を続けて ここへと巡り今僕の頬を撫でた 初めて君と話した時 どこかで出会った気がしたのは 同じ風が吹いてたから 風は夢を運ぶ 僕は君の背を押す風になりたい 触れた指の先が ほの赤いから君が好きだと 気づいたよ ひゅるる 君の隣にいれない時も 一人じゃないって思えるのは 同じ風が吹いてるから 風の歌を歌う 僕は君の生きる理由になりたい 風は二人をのせる 僕は君の瞳の中に生きたい 揺れた草木の跡は 形を見せた風の姿と気づいたよ その跡を今君と追いかけるよ