わたしが見つめた 光はそっと消える 今さら戻れないよ 眩暈がしていた 錆びた自転車では 何処にも行けなかった 委ねたあのカーブの奥 あなたがいたなら 青い夢にうなされていた それでも息をしていたかった わたしのことを選んで欲しくて 掠れた声で何度も呼んでる わたしをいつか照らした灯りが 見えた瞼の裏 まだ繋いでいたいよ 色褪せないままの 記憶が裂いて残った 痛みは癒えないでいい この先もずっと 深い闇だって怖くないよ 鬱を噛み 吐き気を呑み込んだ わたしのことを忘れて欲しくて 不確かな未知から目を逸らしてる 傷つきながら選んだ答えを 誰も笑わないから ねぇ 終わらない微熱にもたれながら 続ける意味をもう離せなかった わたしのことを見つけて欲しくて 見えた光が今わたしの中に残ってる 夜を超えて迎えに行こう 泥沼に足を取られて 向かい風が頬を刺す ひとつも間違ってなかったんだと 見つめた先にあなたがいたなら