渇いた喉を潤した 冷水とオレンジの薄燈 窓を開けると透き通る 空気が頬を刺した 嫌いな朝 さよならも言わないままで 会わなくなった人達ばかりだ それでも何となく 皆の幸せを願っている 嘘じゃないよ 恐怖を抜けて今日を終えても 誰も褒めてはくれないが 街を流れる流星に 誰かがひとつ願いを込めた 明日もあなたと笑いたい たったそれだけの祈り 間違いだらけの人生で 正しい答えに出会えたなら 地を這った日々も報われる それを知っているから私は 明日に出会えるよ 枯れていく花に名前を付けよう 戻れない昨日を思い出して ほら そしてまた失ってを 繰り返すだけなのに まだやめられないんだよ 街を流れる流星に 誰かがひとつ願いを込めた 明日をあなたと過ごしたい たったそれだけの祈り こんな不細工な人生で 正しい答えに出会っていた あと何度君と話すだろう それを知らないから私は 明日を願うんだよ 渇いた喉を潤した 冷水とオレンジの薄燈 窓を開けると 透き通る空気が頬を刺した おはよう