白い蝶と黒い薔薇の花 目覚め触れ合う日を 窓から覗きこんだ 下界を駆け抜ける勇者よ 何が好きか嫌いか 互いの共有点を探して 下弦の月明かり 締め付ける胸の痛み 抑えきれないぜ 禁断の鎖断つ 細い身体そっと手を這わせて 誰も知らない楽園へと 薔薇の戦場 目をそらさせない お前は俺の 知らなけりゃ良かったと思うことは 幾らでもある 気安く触るんじゃない 怒りと悲しみ混ざり足踏み 全て壊したい 寒い夜の終わりはどこ? 深い罪背負う 分かっても戻れない 膝を曲げて唇奪って 耳の側でそっと攻める 誰の指図 そんなもんはいらない もう離さない 細い身体そっと手を這わせて 梳いた髪を伝い香る 薔薇の戦場 目をそらせさない もっと深く 閉じた扉 俯く視線と 俺の鍵で開けてやる 蝶は汚れ水面へ堕ちゆく お前は俺の