感度は熱を帯びている さよなら 告げられたときのような痛み 今夜はもう帰らないから 泣きじゃくるあたしを見つけてね 最期は笑ってみせたいの どうせなら誇らしげに滅びてみたい 今度はもう戻らないから またどこかで会っても 知らないふりをして 傷んだ髪 枝分かれのふたり 今 透明に塗りつぶしていく すべてのものに終わりはくるなら あたしは今だけを愛したいよ どれくらい増えればいい? まだちゃんと伝えきれていない ままなんだ あの暗闇さえ溶かしてくれたように 明日のことなんて忘れさせてよ 守るからなんてさ 守りきれないセリフはもう要らない あたしのブリーチ あの日の指切り あたしのブリーチ あなた嘘つき あれから時間だけが過ぎて あたしは 大人のようになってしまったけど どうして怖いものばかりが 増えていくの 海の底へ沈んだまま 滲んだインク 染めたてのピンク 今鮮明に思い出していく すべて脱ぎ捨てまた恋に堕ちたい そして出会えたこと後悔したい ありふれた奇跡よ どうか今だけ味方をして欲しい あたしのブリーチ 東京は雨が降ってるよ あたしの心もまた 同じように悲しくて 全てのものに終わりはくるなら あたしは今だけを愛したいよ どれくらい堪えればいい? まだ、まだ あの暗闇さえ壊してしまうように 昨日のことなんて忘れたいよ 弱いままのこころなんて要らない あなたを越えていけ あたしのブリーチ あたしのブリーチ