出逢いは突然に 産声をあげて 『Year!』 響き渡ってく小さくて大きな歌声 昨日と変わらない 低い空が滲んでさ まるで違う色に見えた 夏の群青 無理矢理 取り付けた座席に 君を乗せてゆくのさ 震える手でハンドル握って サドルを跨いだら 出発進行! 何もない畦道も 味気ない街角も 君となら大冒険に変わる 不思議だね 少しだけ重いけれど ペダルを漕ぎ出だそう これまでの道のりを 新しく辿り直してゆこう 不安の大波に 押し負け流されそうな 眠れない夜だってあるさ 嵐も来るだろう そんなもん全部 何もかもがバカバカしく 思えるほどに眩しい 君の澄んだ眼差し 無理矢理捻りだした答えに 意味なんかないけど タビハミチズレヨハナサケだっけ? 愛に帆を掲げて 出発進行! 当てのない海原に 星のない暗い夜に 君とならオーケストラが響く 本当だよ 少しだけ怖いけれど 向かい風 ヨーソロ 旅路は続いてゆく 君という追い風を背負って いつの日か君が自分の足で 君の道 歩むその日まで 抱きしめているよ 出発進行! 何もない畦道も 味気ない街角も 君となら大冒険に変わる 不思議だね 少しだけ重いけれど 君とならば旅立ち日和 これまでの道のりを 新しく辿り直すよ 愛すべき道連れと共に