誰かと同じことを怖がって 誰かと違うことに悩んでいる いつも通りここは闇のなかで 優しく光る二日月がみてる 誰かの1番になりたくて 1クラス数十人のなかで 埋もれている 忘れたい言葉にうなされて 今日も眠れぬ朝を数えている 感情のゴールなんて 煩雑で理解不能で 大体そんなものだろ あたり前に悩むんだろう 吐いて捨てるようなくらい 単純な脳内じゃないから ここから書き直す 覆しにいこうぜ 全部取り返しにいこうぜ いつか一緒に聴いた唄を口ずさんで 次の街へ 抗っていこうぜ 諦めてただ生きるだけじゃ つまらないよな 世界に独りのような夜があって 世界に自分だけが居ないような 朝があった 煮詰まった頭をなげだせば 分かりきった答えが宙を舞う 感情のルールなんて 曖昧でくだらないね 大概そんなものだろ それぐらいもまた良いだろう 泣いて消えるようなくらい 簡単な問題じゃないから あの光を目指す 覆しに行こうぜ 何度も手を伸ばしていこうぜ 凍った夜の果て 何も無くても構わないよ 踏み込んでいこうぜ 刻まれた足跡に嘘はないから ああ 忘れたくないともがいても 遠くなってしまうよ それでも一緒に聴いた唄を 口ずさんで次の街へ 抗っていこうぜ 諦めてただ生きるだけじゃ つまらないよな 窓の外には知らない道が広がる 重なっていく足音 闇を切り裂いて 貫いていこうぜ 夜明けの光が差すまで 終われないよな