最近やっと気付いたんだ 声に出せないなら 考えても辛いだけだ 割り切って働く いつか救われると 望むことは辞めた 僕はもう大人なんだ 現実を見てるよ いっそこのまま 夜が明けなければいいのに 願ったって空は廻る こうして僕は僕を作り上げて歩くよ 悟ったフリは便利だ どれだけ繕っても 乾いた声は音にならない 僕はもう動けないや 自分に嘘をついたから 埃かぶった参考書 そんな時代もあったっけ 触れる鍵盤 本棚には 好きなものだけが並んでいた 天才じゃないからと言い聞かせて また眠れない夜を数えてんだ いっそこのまま 朝が昇らなけりゃいいのに 縋ったって星は消える 勇気があれば 一歩を踏み出せていたのかな 失くすのが怖いや 祈りは無意味だろう 誰かのせいにしたかったんだ 朝日は未だみたいだ 気休めに歌でも歌おう 朝にはまだ早い 夜にはもう遅い 逃げ出す事さえ なに悩んでんだよ どれだけ誤魔化しても 叶わない夢はずっと消えない 諦めた顔して生きることは 死ぬことよりも悲しくはないか