言葉も途切れ途切れて もつれた空気 濁るオレンジ眺めて 憂鬱になるのはどうして 夜の灯りがチカチカ飛んで 会話の花が枯れた わからないならそうやって 知ったような口を利かないで 黙らないならこうやって 望む声で囲んであげるから 誰かの声に紛れて 眠りについて 落ちる夢の片隅に あなたがいてくれたら ずっと覚めないで お願いよ きっとわかっていたのに 「忘れないで」と簡単に 誰に向けたものと知らないで 「笑わないで」とこうやって 滲む声を投げかけていたのに また今日だってあなたときたら 踊ろうかってまた誤魔化して もう わからないならそうやって 知ったような口を利かないで 黙らないならこうやって 望む声で囲んであげるから 変われないならもういっそ 甘い夜に溺れてしまうの そしたらあたしどうやって 望む愛を思い出せばいいの