生きる仕草が こうも簡単に 醜く映るのはどうして ひた隠す 熟れた熱情も 曝け出してしまいたいよな 告げた言葉の意味に 今日だって 彷徨い続けてしまうのに 遠い先のこと考えて 生きていける筈もないよな 長い帰路の真ん中で 野良猫は優に笑っている それを妬むなんて下らない 一人になって 寂しくなって また いびつな愛を望む? 二人になって 嫌気がさした わるい夢なら 覚めて欲しい 触れた誰かの声に 淡々と 身を委ねてしまいそうになる 遠い先の様な感覚を 分かち合えるだけでいいのに 深い朝の造形に 鴉は杞憂に浸っている それを疎むなんて端ない 一人になって 気ままになって また 不気味な日々を巡る? 二人になって 帳が落ちた わるい嘘だと 信じていた もっとちゃんと目を見て あなたの全てを吐き出して きっと枯れてしまわぬ様に 静かに水をあげるよ もっとちゃんと目を見て あなたの全てを知りたくて きっと枯れてしまうなら それ以上は望まないさ 一人になって 寂しくなって また いびつな愛を望む? 二人になって 嫌気がさした わるい夢なら 覚めて欲しい 一人になって 二人になって また 悲劇を喜劇と呼ぶ? 二人にだって 望める様な 甘い夢だと 願うまま