いちご味味 feat.鈴木ジェロニモ

歌詞

ありえないピンク色を吐き出し たるんだ甘さにもう飽き飽き いちごはどうみても真っ赤だし マジで 嫌い嘘もんいちご味味 “風”なだけじゃ作れないルール 壊されたレールの上歩けないブーツ ぐつぐつ煮込んで残ったのは n番煎じの出涸らし 騙し騙し誤魔化しなし崩し的に 獲得した地位は愛おしい? まるで何かを隠している味 嘘つくときの愛嬌 暴力のあとの抱擁 馬鹿にしたような同情 建前だらけの協調 甘い甘いとホラ吹いて ほら飲み込めと言わんばかりの 苦い薬を包む味 作りもの、いちご味味 ありえないピンク色を吐き出し たるんだ甘さにもう飽き飽き いちごはどうみても真っ赤だし マジで 嫌い嘘もんいちご味味 きっかけは些細なこと 高熱で叩いた窓 あれは小6のインフルエンザ いちごのハイチュウ食べ続けた 今でも食べると思い出すの 車で診察待ってた春を 独特の香りが ドクドクと記憶へ流れ込んだ それでなくても変だよいちご味 本物感じなけりゃ意味もない 何者でもないよそのフレーバー 人の名前借りるのやめれば? あ、いちごのチョコは別ね 変なのはグミとかラムネ ほら、 いちご味味よりふっつーにいちご味 が好き ありえないピンク色を吐き出し たるんだ甘さにもう飽き飽き いちごはどうみても真っ赤だし マジで 嫌い嘘もんいちご味味 ありえないピンク色を吐き出し たるんだ甘さにもう飽き飽き いちごはどうみても真っ赤だし マジで 嫌い嘘もんいちご味味 だから足で投げろって教わった小3 夏のグラウンド 要は体重移動 気持ちのままの体の位置 偶然でなく自然 そうしようとしてそうした途端 全然そうならなくなる 君たちはどう生きてきた 考えて眠れない秒針123454321 日能研の子供たち 赤ペン先滲ませて嘘の血 遠ざかる心に体還せ 走れお利口 PIKOのナップザックと エプロンのセットアップ かっこいい ありえないピンク色を吐き出し たるんだ甘さにもう飽き飽き いちごはどうみても真っ赤だし マジで 嫌い嘘もんいちご味味 美味い 甘い 酸っぱかった気がする 思い出そうとすると酸っぱい 記憶のいちごの味 いちごの映像の味 いちごの写真 いちご色の声 ほっぺたの内側が濡れる 壁の味 赤い部屋の味 食べ終わってから味がする いちごの香りの味 食べ終わったいちごの味 いちごの残像 いつまでも新しい別れの味 遠くの赤い電車の味