いとしいひと 誰ひとりとして きっとずっと 失われないで そのためなら 未来をころして この地球の自転(とけい)も止めるよ 伝えたがるほど 輪郭(かたち)にならない 言葉はいつでも 宇宙みたいだね 命を削って ただ 唇からこぼれてゆく たとえば明日 世界が 愛が 夢が 見せかけの「正しさ」主張しても… 千年経って 時代が 愛が 夢が 許されぬ「愚かさ」主張しても… ぼくは きみをあいしてる 「そこにいるの?」 ねえ 信じてるよ 空気のよう 当たり前に ほら 「ここにいるよ」 ねえ 感じるでしょう? 耳や瞳なくても 霊(こころ)で 「産まれたら死ぬ」と 決まってるなんて 命は治らない 病みたいだね でも それで構わない あの日出逢えた それだけで たとえば明日 世界が 哀が 夢が 不確かな「正しさ」主張しても… 千年経って 時代が 哀が 夢が 誤った「愚かさ」主張しても… ぼくが きみをあいしてる いま生きてるよ 伝えられるよ まだ生きたいよ まだ歌にできるよ いつわりに にくしみに さようなら さようなら かがやきに やさしさに ありがとう ありがとう たとえば明日 世界が 愛が 夢が 逆さまの「正しさ」主張しても… 千年経って 時代が 愛が 夢が 新しい「愚かさ」主張しても… たとえば明日 世界が 哀が 夢が 根拠ない「正しさ」主張しても… 千年経って 時代が 哀が 夢が 最後まで「愚かさ」主張しても… ぼくは きみと生きてゆく