虚ろな目の少年は真っ白な ノートにペンを落とす 汚れのない世界と祝福で溢れた 極彩色の飴 崩れかけた教会で掌を重ねた13時 微睡むような楽園と 飽きてしまうほどの愛が欲しい 開かれた扉見渡して、 散らかり続ける妄想を 歪みきったその愛情で一つ二つ閉じ 込めていく 「大丈夫、 あなたの心にいつだって 私がいるから」 単調なリズムは崩れて快楽に溺れ 出す少年 真実はやがて溶けていく 幸福が光に晒される 最終話を望まないのならそっと 首筋にアイリスの手を 愛おしきこの世界で掌を重ねた13日 やり場のない兵隊は身を委ねて眠る 少年にキスした… 「大丈夫、 あなたの心にいつだって 私がいるから」 単調なリズムは崩れて桃源へ色を 預けた少年 信実はやがて溶けていき 降伏が光に晒される 最終話を望まないのならそっと 首筋にアイリスの手を