夜はとうに明けて 蒼い月夜は あの日の貴方のように霞んだ ひとりきりでもきっと これから先は 途方もない愛が照らしてくれるよ 酔いはとうに覚めて 薄明の空が この憂鬱だって晴らすから 今までに見てきた夢も 希望もここでなら 見失わずにどこまでも馳せられる 息をすることさえ忘れて 迷い込んだ部屋で夢幻を見つける どんな時を思い返しても 色褪せたままのあの朝はもう 見えない 今までに見てきた夢も 希望もここでなら 見失わずにいつまでも馳せられる 永遠の眠りにつくように 立ち込める闇がまたこの心を濁すよ いつか忘れてきたものを 胸にしまうように 思い出を巡って… 息をすることさえ忘れて 辿り着いた部屋は何色の陽が 差してた? もし何処か生まれ変わっても 俯いたままのその顔はずっと 死なない