歪んだ心の隙間に移り気止まぬ人を 見る 冷めていくことさえも知らない 縋れる永遠があるなら 思いつきの言葉を紡いで満たす心は 虚しく回り続ける欠けた 独楽のようで 滲む目も過ぎる時も気のせいだって 思えるよ 雨が降り止まないから 止まったままの時計に思い出した 温もりは 今も彷徨い続ける行き場のない微熱 止まらずに溢れるこの想いに 名前があるなら貴方は 絵空事なんて言うのかな ねぇ 深い溜息ひとつ残して 歪んだ日々の隙間で見ていた 夢の続きは 何一つ覚えてないけど 脆くて綺麗だった 作り物の台詞を読まれても 嬉しくないよ 心を棄てられるなら 寂しくもないけどね 滲む目も過ぎる時も気のせいだって 思うから 雨は降り止まないけど 忘れゆく景色の中に置いてきた 愛しさは いつも涙に隠した真っ直ぐな情熱 忘られぬ顔をずっと探しているけど 貴方はいつでも 馬鹿げてるって笑うよね ほら 寂しげな顔で 止まったままの時計に思い出した 温もりは 今に消えてしまいそうな儚げな微熱 止まらずに流れるこの刹那の間に 貴方を見つけたい 消え去る前に 忘れゆく景色の中に置いてきた 愛しさを いつか誰かの涙に流せるように 忘られぬ貴方をずっと 抱きしめるためにこの川を越えよう 絵空事って言われても さぁ 深い夢をひとつ見させて