寝惚け眼をなぞる雪解けが見えたら 火照ったつぼみ萎れさせて 君は何に泣いているの? 寄り添うときはいつも目に浮かぶ 紅い顔とか ほんのちょっとの 羞いでどこまでだって行けるのに 春風吹くその一歩先へ 恥ずかしがらずにおいでよ 花冷 巡り逢えた 日の微笑みでずっと待っている いつかはこの花が枯れても繋いだ 手は離さないで もう少し一緒で居ようよ 「おやすみ」をささやく朝まで 眠り姫をつつく暁になったら かたわれ轍を辿ってる 独り寝の種をもう撒く頃 ふいに寂しくなるのは燻んだ青を 浴びてるとき 涙も笑顔もいつだって 見せられるものじゃないのに 春風吹くその一歩先へ 恥ずかしがらずにおいでよ 花冷 巡り逢えた 日の微笑みでずっと待っている いつかはこの花が枯れても繋いだ 手は離さないで もう少し一緒で居ようよ 「おやすみ」をささやく朝まで いつかまたあの花が咲いても 過ごした場所を忘れないで あと少し一緒に居れるよ 「さよなら」がきこえる日まで